白杖を振動させて赤信号をお知らせ︕ 視覚障がい者の歩行をアシストするAIシステムの実証実験を実施します

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イノベーションの導入などにより、様々な社会課題を解決し、持続可能で快適なまちづくりを目指すプロジェクト「Fukuoka Smart East」。この取り組みを多くの方々に知っていただくために、2018年より多くの実証実験を支援してきました。
今回は、株式会社マリスcreative designと連携し、視覚障がい者の歩行をアシストするAIシステムの実証実験を実施します。

<実証実験の内容>

肩部付近に装着したAIカメラにより危険を検知し、白杖に取り付けた機器を振動させてお知らせするシステム「seeker」(開発中)を使用して、視覚障がい者が信号のある横断歩道を渡る実証を行います。
一般社団法人福岡市視覚障害者福祉協会のご協力のもと、約10名の方に参加していただきます。

実証実験のイメージ図。カメラが赤信号と横断歩道を検知すると、白状に取り付けた機器を振動させて知らせます。信号が青になると、振動が止まります。

<seekerの主な特徴>

・インフラの整備が不要。
・目の前の危険を知らせることができる(ナビではできない)。
・単独で動作可能なスタンドアローンAIを独自開発して搭載しているため、通信障害やクラウド通信による処理の遅れの影響を受けない。



<実施概要>

○日時:2024年3月17日(日曜日)10時~15時 ※雨天時は3月20日(水曜日・祝日)に延期
 【3月14日更新】17日が雨の予報のため、20日に延期いたします
○場所:JR箱崎駅西口 交差点
○実施主体:株式会社マリスcreative design
○支援主体:FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム(九州大学、UR都市機構、福岡市、福岡地域戦略推進協議会)
○協力:一般社団法人福岡市視覚障害者福祉協会