外国人と地域住民等によるスマホでの自動翻訳ツールを使った災害避難の実証実験を実施しました。

福岡市と福岡地域戦略推進協議会等は,「Fukuoka Smart East」の取組みの一環として,先進的技術を地域の皆様にご覧いただく実証実験を実施しました。

実証実験の概要:
災害時の避難を想定し,外国人と地域住民等がスマホの自動翻訳ツール(Kotozna Chat:SNSを繋ぐ取組みとしては日本初)を使い,スムーズなコミュニケーションをとる実証実験を実施しました。

実証実験では,箱崎公民館にて地域住民等が日本語で災害や避難に関するメッセージを送信。自動翻訳ツールにより外国人(16ヶ国,31名)がそれぞれの母国語でメッセージを受信し,避難所に見立てた公民館への避難を行いました。

また,公民館の一室では,外国人と地域住民等が避難物資のやり取りを自動翻訳ツールを使って行いました。

日時:2019年7月27日(土)14:00~16:00
会場:
箱崎公民館1F講堂
実施主体:Kotozna株式会社
支援主体:Fukuoka Smart East推進コンソーシアム
(九州大学、UR都市機構、福岡市、福岡地域戦略推進協議会)

Kotozna Chatやりとりの様子(左:日本語 右:英語)


避難メッセージの受信・確認


Kotozna Chatを使っての避難物資のやりとりの様子。地域住民の方も参加。